アスベストの入った屋根材の葺き替えに
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現行法ではアスベスト含屋根材の撤去作業において防護服を着用し、ヘルメット、ゴーグル、レベル3用防じんマスク、更にアスベスト飛散防止用のシートで建物全体を覆いその中で屋根上に散水しながら行うものです。
一般住宅に施工されている屋根材は通常約4寸勾配(約21.5度)程度であり、散水すると摩擦力は約1/80まで低下してしまい、作業者は屋根上から、滑落する可能性がある。
業界では雨天での屋根上作業は転倒、墜落等の危険性が高いため禁止となっています。
屋根材の撤去工程において釘抜き作業時に屋根材が傷付けられるため、この作業で飛散アスベストが発生しているのを数々の実験で確認しました。
固定釘を1本引き抜くだけで約20000本から30000本もの飛散アスベストが発生します。
そこでアスベストを飛散させないで屋根材を撤去するシールドサクション工法開発しました。
※シールドサクション工法とは専用工具を用意し、高速(約20m/sec)の空気流で釘と飛散アスベストを発生源より吸引除去する方法で屋根上を散水する必要がないので、作業者は安心して作業ができます。
また、周辺住民の方々にも安全です。
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■安心(周辺への石綿アスベストがほとんどない) |
■安全(作業者が湿潤化で滑らない) |
■安価(家全体を覆う頂部1mまでのシート養生はいらない) |
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